武居勝敏さんのオンラインインタビュー

  10月24日、神戸在住の「西宮市原爆被害者の会」会長の武居勝敏さんから、武居さんがおこなっている平和活動とご家族の戦争体験についてお話を伺いました。武居さんが会長をされている「西宮市原爆被害者の会」と西宮市で、神戸の小学校・中学校で修学旅行の事前学習の語り部をされています。また、50名で20箇所回る「親子広島バスツアー」引率など平和教育にも力を入れていらっしゃいます。武居さんは1945年に生まれ、4ヶ月で被爆したため原爆の記憶はないそうですが、ご家族から聞いた戦争体験や被爆体験のお話をしてくださいました。武居さんのお姉さんは当時広島女学院中等部の1年生でサーロー節子さんと同級生でしたが、当時は建物疎開ばかりでみんなで授業を受けることができなかったため知り合う機会はなかったそうです。武居さんは今年5月に行われたG7広島サミットについて、広島に訪れた国の代表の方々は代表の立場として本当に感じたことをいえなくても核兵器は危険だということを個人として感じているのではないかと仰っていました。また、武居さんは若い世代に対して被爆体験を悲惨な出来事と他人事として捉えるのではなく、SNSなどを利用して私達若い世代に行動を起こしてほしいと仰っていました。被爆者の高齢化が進んでいる現在、私達は私達の住んでいく世界の平和について自分たちで考え行動を起こしていかなければならないと感じました。




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