VI（Visually Impaired）

 VI

　VIとは英語で視覚障がいという意味の Visually Impaired の略称です。

触地図の作成

　この活動の発端は３Dマッピング、いわゆる触地図の作成です。これは視覚障がい者の方に、カンタンに平和学習に取り組んでもらいたいという思いから始まりましたが、触地図は実用的ではない上に作成が難しいため、他の方法で視覚障がい者の方々の平和学習のサポートができないかと考えました。

視覚障害者のためのアプリ

そして考え抜いた結果、アプリ制作に辿り着き、今のVIという活動ができました。現在、私たちは外部との協力の下、isee testを制作しています。

人工知能がカメラに映るものを認識

このアプリはカメラに映っているものを人工知能が認識し、音声読み上げ機能が搭載されているため、碑めぐり等の平和学習に活用することが可能となっています。

こちらは、isee testを制作する上での課題を細かく確認するために平和公園内を実際に歩いて作成した地図です。平和公園内にある点字ブロックの設備の不十分さや認識されづらい碑への対応など、様々な問題に気づくことができました。今後は視覚障がい者の方を支援している団体との交流やアプリ内で用いるための碑めぐり原稿の作成など、アプリの実用化を目標として活動していきます。また視覚障がい者の方向けのアプリだけでなく、聴覚障がい者の方や他の障がいを持った方向けのアプリも開発したいと考えています。

There are many monuments and displays in Hiroshima Peace Memorial Park, but it is difficult for the visually impaired to experience them. So, we are making an Augmented Reality app that will give them the same opportunities as others to think about nuclear weapons and peace. Through this activity, we came to understand how difficult it must be for the disabled to escape from an inferno such as a nuclear blast. In the future, we would like to make different apps for people with various disabilities.